2015
03.15

氷の中から目覚めし勇者!(冷えてます)『アイスマン』感想。

iceman
氷封侠 重生之門 Iceman 3D / 2014年 中国・香港 / 監督:ロー・ウィンチョン

あらすじ
冷気は操りません。



中国明朝の時代に氷の中に閉じ込められた男たちが現代で見つかり、搬送中に目覚める。それは明の将軍と彼の命を狙う兵士たちであった!ドニー・イェン主演、CGもワイヤーも盛り盛りの時間超越伝奇アクション。ユン・ピョウ主演の『タイム・ソルジャーズ ~愛は時空を超えて~』のリメイクとのこと。ちなみに本国では3Dだったようですが日本は2Dのみ。

氷付けの明朝の武人ホー・インが400年を経て現代に甦る!という『キャプテン・アメリカ』も真っ青の設定から始まります。我らがドニーさんが長髪に鎧姿の勇ましい姿で現れた時の高揚感!しかし400年の歳月のカルチャーギャップに戸惑うかと思いきや、あっという間に慣れるドニーさん!それを難なく受け入れる現代の人も柔軟だ!

話自体は思いのほかユルいですが、飽きずに楽しめたのはやはりドニーさんの魅力でしょう。正直アクションはもっと欲しかったけど、それでも自分を狙う手練れ二人との激速カンフーアクションは良し!馬を駆っての攻撃や2対1バトルなど楽しめます。また時を越えて目覚めた超人的な武人なのでアクション以外もスゴいですよ。移動する時は走るバスの屋根を乗り移りながらの無賃乗車だし、ボケちゃって会話もままならない老婦人を秘孔を突いて治したり、現代技術のネットやタブレット操作だってお手の物、とドニーさんが違った意味で無双です。でも一番凄いのは大放尿と便爆弾だな。なんなのあれ……度肝抜かれたよ。

ヒロイン役のホアン・シェンイーも美人さんで、『スペシャルID 特殊身分』のジン・ティエンに引き続きイイですね。アクション的にはサッ・ゴウ役のワン・バオチャンがかなり動けてるし、出番少な目のサイモン・ヤムが狙撃シーンだけで超絶カッコいいし、ラム・シューも股を開きすぎて大変(アクションか?)。

観てるとき結構時間が経っても話が収束しそうにないので大丈夫かなーと思ってたら、突然エンドロールが始まってそこで初めて気付きました。まさかの前後編の二部作なんですね。全く知らなかったのでエンドロール始まった瞬間「うぉい!続くんかい!」って叫びそうになりました。

↓以下、ネタバレ含む。








ホー・インの目覚めるのがちょうどハロウィンの夜なので時代がかった格好も不振に思われないんですが、これで素性バレずにいくのかと思ったら次の日も同じ格好だからバレバレと言うね。ハロウィン設定の意味がなくて笑います。追っ手の二人もチキンカレーにハマりまくってなかなかのバカっぷり。酔った勢いでホー・インを匿うホステスのメイと仲間たちも、昔の人間だというのをすんなり信じる上にそれまでの歴史を教え始めたりして実にスムーズだな!なのでそこは香港アクションらしい割り切って観るタイプの作品ですね。ちなみにメイの仲間のオネエな人をドニーさんが「小太り殿」って呼ぶのはちょっと笑いました。

それにしてもホー・インの超人ぶりは愉快ですよ。飛んでくる矢を『マトリックス』張りに避けながら口でキャッチしたり、監視カメラをコインを弾いて撃ち抜いたり、雪崩に襲われたときは盾をスノボのように使ったり。長髪ドニーさんが髪を切ったら、何か微妙に半端な長さの髪型になったのは気になりますがまあいいでしょう。ツボを突いてボケ老人を治すのも北斗神拳のようでスゴいですが、秘孔突きすぎたせいで死期を早めた気が……。車が列をなす橋の上を馬に乗って出てきた時はむっちゃカッコいいし、剣と盾、巨大斧で襲い来る追っ手にチェーン攻撃で対抗するのもアツい。そして放水車かと言わんばかりの放尿シーンに漢らしさを感じずにいられません。量も距離も常軌を逸してます。あれですかね、400年も凍ってたから相当冷えたし溜め込んでたんですかね。そして便爆弾ですよ。便器が吹っ飛ぶほどの爆発って、どれだけメタンガス溜め込んでたんだ。しかもトイレ行く前にウィンクするというね。あれもリンガの力なのか?まれに見る最低な反撃方でしたよ!

実は3人組だった追っ手の面々との戦い、ホー・インを陥れたのは果たして誰かという謎、天竺のタイムマシン的なものにより過去へ戻れるのかなど、後編に続く謎はまだまだ残っているので驚きの展開を期待したいですね。でも一番の驚きは、こんなところにまで名前の出てくる蒼井そらの中国での人気の高さかもな……。

スポンサーサイト
トラックバックURL
http://cinemaisland.blog77.fc2.com/tb.php/898-6bdb05d3
トラックバック
back-to-top