2015
03.14

白衣の天使はシリアル・キラー!『マッド・ナース』感想。

Nurse3D
Nurse 3D / 2013年 アメリカ /ダグラス・アーニオコスキー

あらすじ
乳は隠してシモ隠さず!



表彰もされたことのある優秀な看護師アビゲイル、しかしその実態は魅惑ボディで誘惑した男を殺害していく猟奇殺人鬼だった!業界にメスを入れる医療ドラマ、ではもちろんなく、エロスとバイオレンスで彩るスリラー。

セクシーボディに厚い唇、甘ったるい声で男を惑わす魔性の医療従事者!彼女は妻がいながら女に手を出すような男を釣っては惨殺していく闇のナースだったのだ!ハイ、この設定だけでもうバッチリですね!あとはどれだけエロいか、どれだけ残虐か、そしてナースという立ち位置をどれだけ活かすかだけです。

主演のパス・デ・ラ・ウエルタは胸元ざっくりナース服がエロいわ、セクシーさと危なさが同居して殺人鬼っぽさ抜群だわで、見事に及第点。ただしナースには全く見えません!でもいいんです!注射やメスや筋弛緩剤を駆使し、のんびり陽気な音楽をバックに解体ショーまでやらかすクレイジー・ビューティーなのでバッチリです!彼女の好意に答えずイビられる(というレベルを超えてるけど)同僚の看護師ダニー役のカトリーナ・ボウデンもキュート。個人的にはアビーよりダニーの方が良かったですが、そんなこと言ったらアビーに殺られそうなので言いませんよ?

正直もっと派手でもよかったなーと思うし、不貞を働く男への仕置き人という設定が途中からどこか行っちゃうけど、血まみれで狂気を体現したパス・デ・ラ・ウエルタがまさにマッド・ナースだからいいんです!ボンクラ映画好き、ナース好きの期待に応えてくれます。ブラジャー着けて下はノーパンという姿を晒すというハズし方がね、エロいですね。

↓以下、ネタバレ含む。








話は色々破綻してます。男を懲らしめてたはずが、いつの間にかフラれた相手(しかも女性)への復讐譚になるというのは一貫性に欠ける上になぜそこまでダニーにこだわるのかがよく分からないし、それまでは何となく周到に罠を張っていくアビーが、キレてからは一気に滅茶苦茶の行き当たりばったりになるのも唐突。ダニーがわざわざセクハラ医師に相談するのもおかしいし、アビーはダニーとの決着も付けずに終わるし、首を刺されたダニーの彼氏スティーブもどうなったか映さず仕舞。

でもそんな粗さがB級映画としてはむしろ清々しいです。とにかくエロさ、残虐さ、ナース、という3点さえキッチリしてれば良いので、そういう点では問題なしですよ。エロさに関してはアビー役のパス・デ・ラ・ウエルタは申し分なし。プレイボーイ誌にヌードまで出したらしいボディはもちろんのこと、少しトロンとした目つき、うって変わって睨み上げたときの攻撃的な視線にさえ狂気と共に色気が宿ります。あと衣装がエロい。白のぴっちりスーツで尻を突き出すとか、後ろ半分がスケスケというびんぼっちゃまのような黒のドレスとか、明らかに着こなしがおかしいナース服とか。衣装デザイナーはマイケル・ジャクソンやレディ・ガガも手掛けたデザイナーだそうですが、どれもトガってます。そしてダニー役のカトリーナ・ボウデンの方もシャワーシーンを始め際どいボディ見せを慣行。

残虐シーンはほどほどですが、それでもナースとしてあらん限りの技術を駆使するのがナイスです。筋弛緩剤で動きを奪う恐ろしさ、注射針乱れ打ち、刺したハサミでザックリ開く、景気よくメスでスッパリ、ちゃんと下着姿になってからのゲス野郎解体、電気ショックで吹き飛ばし、ついでに婦長にグーパンと、バラエティ豊か。冒頭に大量殺人犯には医療従事者が多いとキャプションを流すのも、医療関係者にケンカ売ってて潔いです。

色々ブン投げたまま終わるのは続編を狙ってるってことなんですかね?本国では3Dだったらしくそれを意識した映像も結構あったので、やるなら3Dで飛び出すエロ・バイオレンスとしてぜひやって欲しいですね。ただなー、最後はもうナースじゃなくなってるからなあ……。

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