2014
09.28

最高な点をひたすら上げていこう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感想(その3)。

Guardians_of_the_galaxy_03
Guardians of the Galaxy / 2014年 アメリカ / 監督:ジェームズ・ガン

あらすじ
OH YEAR……!



ひたすら上げていこうシリーズ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の第3弾です。第2弾あたりに後でちょっと追加しようかなと思って書き留めていたコメントが思いのほか増えてしまい、やむを得ず……今度こそ最後です!

↓前回まではこちら。
・最高な点をひたすら上げていこう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感想(その1)。
・最高な点をひたすら上げていこう。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感想(その2)。

ところで吹替版も観ましたよ。結論から言うと問題なかったです。一番の懸念だったロケット=加藤浩次も最初はちょっと気になりますが、結構上手いしそれほど顔が浮かんでこなかったので意外と大丈夫でした(本職の声優さんの方がいいというのは置いといて)。グルート=遠藤憲一は、まあ言われないと分からんので問題ないです。また吹替ならではの補足表現も多かったので、字幕と合わせて観ると理解が深まると思います。タイトルまで日本語だったのはディズニー配給ならではって感じですが。

そして4DXでも鑑賞!ただでさえ楽しい本作がさらに楽しくなる、とても正しい4DXの使われ方です。戦闘シーン時の迫力はもちろん曲に合わせたグラインドなど意外なところにまでグイングイン動かしてくるし、ミストや風の使い所も良いです。あと端っこの方でシャボン玉も飛んだ気がします。ちょっと量が少なくて気付かないところだったけど。これが全国で1か所しかやってないとは非常にもったいないですね。

それでは前回に続き「ここが良かった最高!」という点(ばかりでもないけど)をひたすら上げていきますよ。ほぼ自分の記憶だけで書いてるので、間違いがあったらごめんなさい。

↓以下、ネタバレ含む。








・序盤のコラスに追われて逃げるときのミラノ号、起動して飛び始めたばかりなのに敵の砲撃を凄まじい反応速度でグリンってかわすのがスゴい。ミラノ号はいい機体だ。この動きを実行させるクイルも操縦技術高くて、それはノーウェアの空中戦やクライマックスの砲火を掻い潜っての侵入などでも魅せてくれます。あとミラノ号はオレンジと青というカラーリングもカッコいいです。

・誘拐された子供の時に着てたTシャツをミラノ号に乗ってる女性ベリートが着ていますね。きっと「その服は俺がさらわれた時に着ていた服なんだ……」と口説き時に同情を買う際に使ったんじゃなかろうか?

・刑務所脱出時、ロケットの服だけクシャクシャになってて嘆くアライグマ。多分小さすぎて看守が畳むのめんどくさがったんでしょう。

・ブラックライトの話はロケットが心底呆れるくらいのゲスネタです。分からない人もいるでしょうが知らなくていいです。こういうのをサラッと入れてくるあたり、ジェームズ・ガンは迎合してねーなと思います。

・脱獄後にロケットがミラノ号で作る武器、そういえばあれどこで使ったんだっけ?と思ったらヨンドゥからクイルたちを取り戻すために銃口向けてたやつなんですね。そしてこれはダークアスターでロナンを攻撃するときにも使って失敗し、最後にはロナンのハンマーを破壊するのに使われます。ガラクタ集めて作ったわりには大活躍です。ロケットすげーな。

・コレクター登場シーン、こちらを振り返る彼の右斜め上に、ラストのアイツがぶら下がってます。

・コレクター役のベニチオ・デル・トロがオーブを褒め称えるときの手をプルプルさせてから「美しい!」って言うの、コレクターの仰々しさと執心具合が分かって面白い。そしてその動きをすぐさまパクって小馬鹿にするロケットがカワイイ。

・オーブを素手で掴んで吹っ飛ぶ赤い子、カリーナ。あれはよほど追い詰められてましたね。恐らくコレクターは毎日のように激昂はせずにネチネチとイビり続けてたんだろうな。しかも失望させると飾られる側になるという、とんだブラック企業。

・ノーウェア宙域で宇宙に漂うガモーラを救うために飛び出したクイル。ヨンドゥを呼ぶ機転の良さには感心しますが、漂うクイルの眼球が徐々に赤くなってくるのを見ると『トータル・リコール』を思い出してヤバいヤバいってなるよね。

・今一つスペースオペラ感が薄いのは、宇宙空間の移動や戦闘シーンが少ないからだなと感じました。ノーウェアを宇宙から見るときと、ポッド空中戦で宇宙にまで出ちゃうところくらいじゃないでしょうか。でもそれは面白さを損なう要因には全くなってませんけどね。

・ヨンドゥが口笛で槍を操作するとき、頭のモヒカンがオレンジ色に光りますね。ボンヤリした明るさなので気付きにくいですが。つまりあれか、あのモヒカンはラジコンのプロポみたいなものか。頭にあると言うことは脳波で直接操作出来るんでしょう。さすがヨンドゥさんマジパネえッス!

・クイルの「作戦の完成度は12%」に対し「11%よりマシだ」という返しをするグルートが粋です。いやその前にロケットはよくそこまで言ってること分かるな。

・クイルの演説シーンの前、彼らはギリギリまでバラバラで、それぞれが勝手なことを言って、クイルの言葉も完璧ではなくロケットに「死ねということか」と言われ途中で詰まってしまうんだけど、一人また一人と自らこの計画に乗っかってくるのが熱いです。ガモーラでさえここ以外では使ってない「仲間」という気恥ずかしい言葉を言ってしまうほど。

・まあこのときグルートは自分の肩口に生えた葉っぱ食ってますけどね。自給自足なのかグルートって。そうなると金にうるさいけど一体何に金を使うんだろう。水?水買うため?

・「チェリー・ボム」はクイルがウォークマンで流した後、ラベジャーズへの作戦の説明、各人の出撃の準備、艦隊の陣形整備にまで連続して使われるので、疾走感が続くのがイイです。

・ローマン・デイにメッセージを送るときに映る着信画像がスゴいアホ面のクイル。スター・プリンスと間違えられるのも無理はない。

・ラベジャーズ艦隊がダークアスターに攻撃を仕掛ける際、どデカイ砲撃による炎で視界を塞いでから下に潜り込むという作戦が上手い。これにはネビュラでさえ不意を突かれますからね。

・ダークアスター突入時にドラックスが爆笑してるのを見るとやはりズレてる人だというのが良く分かります。一方ガモーラが「私たちケビン・ベーコンね」と言うのはズレてるようで正しい。ケビン・ベーコンはもはやヒーローの指針なのですよ!『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ではヴィランでしたが……

・ノヴァ隊のサアルはクイルたちを刑務所に送る際、ローマンが説明してる相手として一緒に映ってますね。ノヴァ・プライムに「ロナンの部下を捕えた」と言ってるのも彼だったし、結構初めの方から出てました。

・ネビュラは最後に自分の左手を破壊してガモーラから逃れ、着地した飛行機を奪うときにそのもげて鋭く尖った左手でガラスを突き破ります。怖い。

・ロケットがダークアスターに突っ込んできたとき、ドラックスがグルートを突き飛ばして助けます。グルートが皆を包むとき、意識を失ったドラックスの体の下に葉っぱをわさわさ生やしてクッション代わりにします。特に仲間思いの二人。

・ロナンが星を破壊しようとする際に踊り出して気を引くクイルですが、そこに至るまでに武器を見つけたロケットがドラックスを見る、ドラックスがガモーラを見る、ガモーラがクイルを見るという視線のリレーがあるんですよね。つまり無言のうちに最後の手段が共有されてるのです。ロケットの意図を悟ったクイル、それを信じて動くメンバーたち。まさかクイルが踊って気を引くとは思わなかったでしょうが。でも、例えアホみたいでも必死でくい止める姿勢こそがヒーローだと思うし、他のヒーローでは真似できない手ですね。

・かつてエイシェント・ストーンを協力して制御しようとして失敗した人たち。逆にそれを成し遂げ手を取り合いながらも屹然と立つクイルたち。なぜ平気なのか?それは銀河のガーディアンだからさ。

・ヨンドゥが部下と「クイルを父親に渡さなくて良かった」という会話。クイルは父親の要請でさらわれたということでしょうか。でも「マヌケ野郎だった」と言うから何かトラブってクイルを渡さなかったんですかね。さすが誰からでも奪うラベジャーズ。

・「盗みや殺しは罪だ」と言われて納得いかないグルートやドラックスに不安がるローマン・デイ。そこに「俺が見てるから大丈夫」と告げるクイル。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダーの誕生です。

・劇中流れる「最強MIX Vol.1」のすべての曲はクイルのカセットから流れるという体で統一されてるのが良いです。最後の「帰ってほしいの」は「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ」からの続きで流れてきたような感じですね。ところでこの最後の2曲だけは実際は「最強MIX Vol.2」からってことになるんですけど、まあいいじゃないですか。

・エンドロール後に傷心のコレクターが飲んでるグラスというかカップの形が『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』の聖杯にそっくりな気が。色は違いますが、これが意識してのことだとしたら何か嬉しくなってきます。

 ※

はい、もう出し切ってスッキリしたので満足です!それではまたお会いしましょう。


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