2013
08.25

最高な点をさらに上げていこう。『パシフィック・リム』感想2。

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Pacific Rim / 2013年 アメリカ / 監督:ギレルモ・デル・トロ

あらすじ
LET'S FISHING!



また観て来ましたよ『パシフィック・リム』!IMAX3D字幕、3D字幕、3D吹替x2と都合4回観に行ったわけですが、何度観ても最高だしすぐにまた観たくなるこの中毒性は何なんでしょうか。世間には毎日のように劇場に足を運んでいる猛者もいるようで実に羨ましい。ビジュアルガイドや小説版まで読んで映画では語られなかったディティールも分かってくるとさらに過熱しますね。そしてやはり3Dが良いなあ。見上げてるとき、見下ろしてるときのイェーガーのデカさを実感できるのですよ。さらに、やはり劇場で観るべきだなあと。初めての人も熱くなるしリピーターも多いだろうからなんとなく劇場に一体感を感じるのですよね。

さて、先日「ここが最高パシフィック・リム!」としてアップした前回の『パシフィック・リム』感想ですが、最高な点はまだまだある!ということで、我慢できずに第2弾を上げてしまいました。怪獣やロボットの過去作の考察とか、デル・トロさんの作家性とかの論点はほとんど取っ払って「ここに燃えた、泣いた」という勢いだけで書いてます。再びこの熱い思いを共有したい、パシリム最高と言う人たちとドリフトしたい!もちろん合わなかったという人もそこまで絶賛ではないって人もいるのは分かるので若干の暑苦しさはあるかもしれませんが、好きなものを熱く語るのは嫌いなものをあげつらうよりよほど健全だと思うのですよ。というわけで大目に見てね!

ちなみに推しイェーガーはジプシー・デンジャーです。

↓以下、ネタバレ含む。








・吹替について。ローリーがチェインバー(あるいはジョセフ・ジョースター、銀さん)の杉田智和、マコが綾波レイの林原めぐみ、ペントコスト司令官が玄田哲章、テンドーが千葉繁、ハークが池田秀一、科学者コンビが古谷徹に三ツ矢雄二。何なんだこの大物ぞろいの超豪華キャスト。唯一のタレント枠、チャウ役がケンコバというのは最初忘れてたけど、わりと自然だったので一安心。

・ジプシー・デンジャーが序盤海から登場するとき「ブォーッ」て出す音、巨体がきしむ音か何かかと思ったけど、小説によるとあれ霧笛なんだそうです。わざわざ音鳴らしてるんですよ。つまりあれはジプシーの雄叫びなんだな!

・我々は軍隊ではない。レジスタンスだ。

・マコの回想、上空を見上げるとコヨーテ・タンゴがヘリで運ばれていくシーン。一瞬なのが残念だけどそれでも「おおっ」てなります。あの戦いでパートナーを失ったペントコストは一人だけで3時間戦い、オニババに勝利します。ペントコストがローリーに固執した理由は、彼と同じ状況を経験していたからなわけですね。ちなみにローリーが一人だけでイェーガーを操作したのは15分ほど。3時間というのはスゴい。

・ジプシー起動実験前、部屋で待機するマコがノックの音を聞き、ローリーが来たと思って思わず「んふっ」って顔をほころばせて部屋のドアを開けたらペントコストが立ってて、あからさまにガッカリするマコが乙女すぎてカワイイ。

・ニュート博士は最初に怪獣の脳とドリフトするときにゴッドリーブに死ぬかもしれないと言われ、字幕では「あるいは有名になるかも」と返しますが、実際は「あるいはロックスターになれるかも」と言う。やんちゃなニュートっぽいセリフです。あとニュートが怪獣の脳をどうするのかとチャウに聞かれて「極秘だ」「言えない」「言いたいけど」「言っちゃおう」ってのもね。

・クリムゾン・タイフーンの胸にある「暴風赤紅」がイカす!舞台の多くが香港のため漢字の使用が多いですね。武道場の壁には「勇気、穀力、尊敬」だっけ?穀力ってなんだ?その他「STOP停」「食堂」など。まあ一番気になるのはマコの回想に出てくる謎の看板「ビデオ萌と健太」でしょう。「萌えで健康になるビデオ」がいっぱい置いてある素敵な店だったと推測します。

・ストライカー組のハークとチャックの胸に倒した怪獣の数がマーキングされてるのはちょっとカッコいい。人類滅亡の危機だというのにそんなもの入れてるところに、チャックの自慢げな性格とプライドの高さが伺えます。

・クリムゾン・タイフーンがオオタチに攻撃喰らって倒れたあと、立ち上がるときに「あーいてー」みたいに首をふるのが人間臭い。

・香港防衛線後、ペントコスト司令官の台詞に「2名の仲間を失った」と字幕であって、タイフーンのパイロット3名とチェルノのパイロット2名で5名じゃないの?と思ったんですが、やはり英語でも「トゥークルーをロストした」と言ってました。タイフーンはもがれた首を思い切り放り投げられてるし、チェルノは沈められたうえ爆発したので5人が絶望的なのは確か。やはり2名はイェーガーで数えてるんでしょうね。

・オオタチベビーの直接の死因は、へその緒での窒息じゃなくてチャウを食ったための食あたりと踏んでるんですがかまいませんね!

・オオタチ戦、ジプシーがタンカーアタックを3発キメたあと、オオタチにフッ飛ばされたタンカーがビル街を飛んでいき、高層ビルの間に橋のように掛かる画がたまらん。でもあれを片づけるのは大変そうです。

・ストライカー救出のためやってきたジプシーがレザーバックに最初に対峙したときの「ビシィッ!」と音がしそうな構えがカッコいい!あとレザーバックに海から大きく投げ飛ばされたジプシーが、香港の街中で体制を立て直し3点着地のポーズのまま後ろにザーッて滑っていくのもカッコいい!

・その後ジプシーが街中を歩いていくシーン、歩道橋を踏み潰すかと思いきや跨いでいくので壊れず、そのまま下から見上げるアングルで向こうに歩いていくシーンがまたイイ。ジプシーの股間が拝めるのはここだけです。まあ歩道橋を壊さなかったとしても地面はボコボコでしょうけどね!

・チェーンソードの起動シーン、マコのセリフ、吹替えだと分からないんですが「まだ方法はあるわ」から「家族のために!」までマコは日本語で言ってるんですよ。マコの父親は実は刀鍛冶という設定で、その娘のマコがチェーンソードを実装し、殺された家族のためにとそれを振るっているのです。ただでさえ熱いシーンにさらに燃え要素があったわけですよ。何度観ても泣けます。

・吹替で観ると、古谷徹ことニュート博士が最初にドリフトするときさりげなく「行きます!」って言ってて、アムロネタをブッ込んでました。

・司令官の最後の演説。斜め後ろを向きながら話し出すのがカッコいい!「我々は一人で闘うのではない!」ギャー!泣ける!ペントコさん、ちょっと太ってスーツがキツかったとしてもカッコよすぎる。

・最後の任務、イェーガーたちが海底を歩いているときに、分かりにくいけどストライカーがアップになった際胸のあたりを魚の群れが泳いでいるのが映って、その直後にライジュウ(スカナー?)の泳ぐ巨大な姿が横切る。ここでも巨大さの対比が見られます。

・ストライカー自爆前、ペントコスト司令官が最後に「ベケット君」ではなく「ローリー」と呼ぶという情報を頂いてましたが、今回もそれと気付く前に話が進んでしまってました。残念。
【追記】確認取れました。ジプシーがストライカーを助けに向かおうとするときに「来るなローリー!」って言ってましたよ。思わずファーストネームで呼んでしまうとは、単独で戦った者同士、ペントコストはローリーにシンパシーを感じていたのでしょう。「君は私のことを知らないし、私も自分の人生を語るつもりはない」と言っていましたが、もし二人とも無事に戻れていたら、二人がバーで酒を酌み交わすこともきっとあったことでしょう。

・ストライカーの自爆後、その爆風があまりに凄くて一帯の海水が吹き飛び、海底がむき出しになるんですね。相当深い海溝の底なのに。それくらいの威力だったわけです。最初観たときよく分からなくて、一旦爆風をしのいだジプシーになぜまた逆方向から衝撃が来るんだろうと思ってて、吹っ飛んだ海水が戻ってきたのだと今回ようやく気付きました(遅い)。なんか魚がピチピチ泳いでるなと思ったらむき出しになった海底で跳ねてたのね。

・カテゴリー5、スラターンへのトドメが胸のタービンコアの炎で「焼き貫く」ってのが熱いですね、二重の意味で!なんという凶悪な装備。スカナーの頭をソードで突き刺して引っ張り、溶岩的なので焼くのも熱いです、二重の意味で。

・裂け目の破壊後、勝利に湧くシャッタードーム内でニュートにチョコチョコ近寄っていくゴッドリーブ。それに気付いてガッチリとゴッドリーブと肩を組むニュート。笑顔の科学者コンビに胸が熱くなります。一方でもう帰ることのないチャックを思い悲しみを耐えてほほ笑むハーク、そんなことは知らない犬のマックスが泣けます。

前回の感想でV字編隊について書いたんですが、正確には回想の時の編隊は戦闘機3機のV字で後ろにもう一機、最後の編隊はヘリでの逆V字2列でしたね。訂正します。それでも空をゆく飛行機の姿とその轟音が、回想のほうが不安・恐怖・孤独を感じさせるのに対し、ラストは安堵、達成、愛情を感じさせるというのはあると思うんです。

・で、そのラストのヘリが飛んでくるシーン、位置を分かってるたった二人を救うだけなのにヘリが20機くらい飛んで来てて、ハークさんがそれだけ心配して焦った結果とんちんかんなことをしてしまったのだ、と思うと心暖まりました。

・エンドロール中の映像、イェーガーと怪獣が連なる3Dモデルカッコいい。時々戦車がいてイェーガーを援護してるっぽいのは本編にはなかった画なので、怪獣映画みたいでイイです。

・エンドロールの最後に「この映画をモンスターマスター、レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に捧ぐ」という献辞が出たのには感動しました。


以上、「ここが最高パシフィック・リム!パート2」でした。また観たらもっと書きたいことが出そうですが、キリがないのでこの辺で。続編ができることを祈りましょう!


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