2013
04.14

虹を超えて。『オズの魔法使』感想。

The_Wizard_of_Oz
The Wizard of Oz / 1939年 アメリカ / 監督:ヴィクター・フレミング

あらすじ
ドロシーはおうちに帰りたいの。



言わずと知れたファンタジーの名作。基本はファミリー向けのミュージカルです。竜巻に家ごと飛ばされた少女ドロシーがたどりついたオズの国から家に帰ろうとするお話。ちなみにタイトルは「魔法使い」ではなく「魔法使」が正式な邦題だそうです。ちょっと落ち着かないですね。なんで取っちゃったんだろう、「い」。

道中で不思議な仲間と出会い、力を持つというオズの魔法使いのところまで一緒に旅をするドロシー。その中で「知恵と心と勇気」の大切さを説く物語になっています。「富と地位と名声」あるいは「高学歴、高収入、高身長」を求める大人が、観終わったあと胸に手を当て「ああ、自分は汚れちゃったんだな…」と自戒するための物語でもありますね。

最初はモノクロなんだけど、あるシーンからカラーになります。この「世界が色付く」演出がとても感動的。その後のオズの世界の色鮮やかさを際立たせる役目にもなっていますね。このカラフルな世界が観ていてとても楽しいのです。

そして個性的な人々や大切な仲間たちとの出会いがワクワクさせてくれます。最初に助けてくれる良い魔女グリンダは何もしてくれないんですけどまあそれは置いときましょう。終盤には「『LOTR 王の帰還』のモルドール潜入か!」みたいな予想外の緊張感をもたらす展開まであります。

今観てもメーキャップや特撮が結構頑張ってるのが好ましいですね。カカシの足がクタクタする演技とか、ライオンの尻尾がさりげなく動いているのとかもイイ感じ。ブリキの木こりのラッパを鳴らす一発芸「プァッ!」にはお茶の間爆笑ですよ。

名曲『虹の彼方に(Over The Rainbow)』もステキだし、人生に疲れた人はぜひ観てほしいですね。心が洗われます。

ところで劇中カカシが言う「脳みそが欲しい」というセリフは、この作品で言うのは別にいいんですが、『バタリアン』で言われると全く違う意味になるので怖いです。


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